2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

(第21回)やや先のことを考える

先週、今後のリバウンドについて、「違う相場が始まる可能性はない」と書きましたが、この表現は間違いだったと反省します。当面は、大型・小型、ハイテク・内需の渾然一体の戻りが予想されるという意味で書いたものの、かなり近視眼的な見方に偏っており、…

(第20回)上値期待を考える

先週は「下値不安を考える」という表題で、投資家の関心がもっぱら下値の方向に向いていることを書きましたが、下値不安がやや薄らぎ、「どのくらい戻るか」ということに関心を持つ人も増え始めました。 昨年末には、上がることばかりを考える人が多く、まさ…

(第19回)下値不安を考える

相場が急落する中で、多くの方と、買うべきかどうかではなく、売るべきかどうかで話し合ってきました。 ふだんは、たいていの投資家が「何かいい銘柄はない?」というスタンスです。つまり、株は損をするかもしれないが、儲かることも多いと考え、関心の比重…

(第18回)急落の中で信じるべきもの

先週の金曜日は、険悪な急落商状から一転急反発となりました。やれやれと思った矢先、週明けに再度の下押しです。株価はよいところに来ている。しかし、まだ下がるのではないか? おそらく大半の投資家がその疑心暗鬼の真っ只中にいます。 相場急落を、トレ…